アパート事業:ローンに付いて聞いて来た

ここんとこ、ギョーシャ(アパート事業者及びその仲介業者)が寄ると触ると(?)エンドユーザーへのアパートローンの厳しさを異口同音に唱えて(笑)ます。
勿論、その決めて(?)はどこかの銀行の不正審査の様な気がスルガ、その兆候(エンドユーザーへのアパートローンの締め付け?)は随分前からあった様な記憶がございます。
知り合いのアパート事業者は建売事業者に戻ってしまったし、アパートの仲介(of 販売)を専らとしていた、事情通の知り合いのが勤務する会社は、お客様達から数十本のアパートの購入申込みを受けたにもかかわらず、成約は片手の指の本数位だったとか。
そんなんで、実態(笑)を確かめるべく、不肖Sean Y.が幾つかの銀行にヒアリングをして来ました。
結論から先に謂わせて頂くと、ヒアリングをした数行は、どこも融資にはかなり<厳しい対応>と岩猿を応援、もとい、謂わざるを得ない状況になっておりました。
それで、ヒアリングをさせて頂いた各行の融資ガイドラインを差し障りの無い範囲で書いてみます。尚、頭文字にすると懸命な読者の皆様ならどの銀行か直ぐに暴かれてしまう(笑)ので、単純に先行順でアルファベットで表記致しましたので悪しからず。
A銀行(∈信託銀行)
□特徴:
一億円未満 de 高利回りの中古木造アパートに、属性の良い層に特化したローン
収益還元法重視
□A銀行独自の耐用年数設定:
木造:40年 軽量鉄骨造:40年 鉄骨造:45年 RC(&SRC造)造:55年
□ローンの最長期間:
35年
□その他:
8世帯以上が好ましい 木造以外はランニングコストを多めに考慮(逆じゃね?)
B銀行(∈地方銀行)
□特徴:
所謂、サラリーマン大家さんは、現在ほぼ対象外→相続対策でのアパート融資に軸足
積算評価ありき
□B銀行独自の耐用年数設定:
木造:30年(or35年劣化等級2取得) 鉄骨造:30年 RC造:35年
□ローンの最長期間:
35年
□その他
年収3,000万円前後の医者や弁護士が多い現状。
融資窓口担当者が戸惑う程の最近の厳しさ(?)
C銀行(∈第二地方銀行)
□特徴:
純資産2億円以上の個人ないし資産管理会社・既存の取引先
ないし、然るべき紹介のあるもの のみを対象にした1億円以上のローン
積算評価ありき
□C銀行独自の耐用年数設定:
木造:20年(or30年劣化等級2取得) 鉄骨造:20年 RC造:30年
□ローンの最長期間:
30年
□その他:
積算評価の施工単価(社外秘)はかなり厳しい
一億円未満の申し込み&一見さんお断り
(って、もう出す気無いっしょ!)
以上
尚、ローン期間に関しては何れの銀行も、
最長期間 / 耐用年数-築年数 / 完済時年齢(82歳未満連帯保証人付で緩和も)
の最短を選択でした。
また、同じく 何れの銀行も、RC造=RM造の扱い でございました!!!!
m(_Y_)m お後が宜しい様で・・・ ???
Sean Y.