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お金の話を・・・(粗利&紹介料)

 明けましておめでとうございます。気が付いたら早くも7月ですね。今年も既に後半戦へ突入。

 今日は、工事会社として弊社の利益や紹介料の考え方に付いて語って行こうと思います。

① 工事の粗利に付いて
 工事会社は工事を受注して、受注額と発注額の佐賀は長崎県の隣、もとい、受注額と発注額の差が粗利となります。

 他社は存じませんが、弊社では工事の下請業者様への発注予定額に、その発注予定額の30%位を乗せた額を目安に受注額を決めております。

 例えば、或る工事で発注予定額が5,000万円とすると、受注額の目安は6,500万円です。(何れも税別)

 現場経費(運搬及び諸経費等)+事務経費(法定福利費等)が20%位で収まれば、概ね発注額の10%位が弊社の手残りになる様に考えております。
同業他社でも概ね発注額や受注額の10%の利益確保を目指しているのでは無いでしょうか?多分。

② ご紹介料に付いて
 さて、仕事をご紹介して頂いた場合、弊社ではご紹介者に受注額の3%(税込)をご紹介者の営業経費として、喜んでお支払いさせて頂く用意がございます。

 しかし、「受注額の10%(or それ以上)を紹介料として寄越せ」とかの話をして来る御仁も稀に良く(?)おります。理由は単に紹介者自身がお金好きな人とか、紹介者が複数名居るとかで理由はTownTown、もとい、まちまちです。
 その際は<武士は食わねど高楊枝>の精神(?)で、潔くお断りさせて頂いております。潔くお断りさせて頂くと角が立つ場合は、ご発注者様の予算を無視した高額の見積書を提出させて頂いております。

 弊社の粗利の中から ご紹介料を喜んでお支払いさせて頂くのは、その分弊社の営業経費が圧縮出来るからです。はい弊社のふところ、もとい、弊社の財務だけの問題で済みますが、受注額の10%以上となると、自ずからその皺寄せはご発注者様に向かいます。当然この様なお金(高額な紹介料)は建物の価値効用の増進には何ら寄与致しません。これでは折角弊社に頼んで下さったご発注者様に申し訳が立ちません。
 なので、潔くお断りさせて頂く方針なのでございます。

以上

 ご発注者様におかれましても ご紹介者様におかれましても上記①&②のご理解を何卒何卒宜しくお願いします。

Sean Y.
 

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