24時間換気計画 考

つい先日に「メリーお正月!」と罵り合ひていたと思うたら、気が付いたら1月も既に10日になっておりました。小駄ブログの読者各位におかれましては如何お過ごしでしょうか。
今日は<24時間 換気計画>のお話でもさせて頂きます。
24時間換気計画とは、主に建材や家具などから発生する様々な有害な化学物質が原因で起きるシックハウス症候群を回避する為&住宅の気密性が高まった上にライフ生活の変化で換気をする機会そのものが減った結果、ハウスダストやカビ等を含んだ汚染空気(?)が住居内に留まってしまう為、これを回避する為に、
1時間毎に部屋全体の空気の半分以上が入れ換わる様にする換気計画の事です。尚、これは建築基準法に定められております。
この空気を入れ替えをする仕組みは、自然に吸気→自然に排気を除くと、下記の3つです。 超簡単に書くと
・第一種換気:ファンで給気 → ファンで排気
・第二種換気:ファンで給気 → 自然に排気
・第三種換気:自然に給気 → ファンで排気
それぞれ、長所や短所は、ネットで調べるとワラワラと出て来るので、興味が湧いた読者各位におかれましては、ご勝手にお調べ下されたし(笑)
一般的には第三種換気を採用する住宅が多いと思います。換気計画が楽で費用も抑えられますので。まぁ、常に外の空気が排出されるので、外の空気が足りなくなった室内に入り込んで来るので室内が負圧状態になりこの状態が続くと、玄関の扉を開けるのが大変になる事もある加茂知れませんが。
ワンルームタイプのアパートやマンションだと、トイレや洗面所等の扉の下をカットし、空気が流れる様にして、世帯全体の空気をトイレや洗面所等の換気扇で排気し、24時間換気を成立させているのが多いかと思います。
さて、弊社的にはアイキャッチ画像の様に、開口部(掃き出し窓)がある場所の“床”に換気扇を置いたら良いんJAMAICAと妄想してみました。
理由は、暖房で温まった、室内の上部にある温かい空気を、少しでも床の方に引っ張れれば、床の方も暖かくなるだろとの事です。はい、サーキュレーター的な働きも期待したのでした。勿論温かい空気を引っ張り過ぎると寒くなってしまいますが、気密性が高いRM造住宅なら、1時間毎に部屋全体の空気の半分以上が入れ換わる位の換気計画であれば、メリットの方が勝っているかと思ったのでした。加えて内断熱工法(アイキャッチ画像参照)のデメリットである、発生し易い結露対策も期待しました。
因みに給気口は玄関側を想定すると効率的に世帯全体の空気の流れが出来るのではと思いました。
如何でしょうか?
本日はココ迄
Sean Y.