塗料の < 伸縮性能 > と < 下地追従性能 >

一月往く 二月逃げる 三月去る で、気が付いたら弥生三月もボチコラ終わり。日本中がコロナ騒動に包まれ様が東京五輪の延期が決定し様が、華奢で病弱で薄幸そうな風体(?)にも拘らず、相変わらず多方面に大放言を咬ましている私ですが、全世界の(って、ホント全世界からアクセスがあるんです)当駄ブログの読者各位におかれましては如何お過ごしでしょうか?
って、何だ この無駄に縦に大きいアイキャッチ画像・・・
インターネットを視ていても、Duomo(は大聖堂)、もとい、どうも未だに<伸縮性能>と<下地追従性能>の違いが判っていない業者が散見されます。
って事で今日は、断熱塗料業界に真っ向から喧嘩を売ってしまった記事にも書いた < 下地追従性 > に付いて、今日はイメージ図付きで解説してみます。
はい、読んで如くの性能の事ですわ。もぉクドクドと解説を書く迄も無く違いはお判りですよね!
たとえば“伸縮性”に優れた<断熱塗料>なるものの(笑)“下地追従性能”が悪くとも、期待をさせてしまった効果(笑)には大きな影響はございませんが、これが防水塗料となると話は別になります。
これが、伸縮性に優れても下地追従性能が優れない防水塗料だと、建物(≒塗料の下地)に何らかの力が加わり建物に亀裂が発生すると、即防水層にも亀裂が生じます。その時点で防水塗料に期待された効果が消滅してしまうのです。
なので、特に防水塗料を選定する際は、その<伸縮性能>よりも<下地追従性能>を重視しなければならないのですね。ここ、大事なところなので、いつもの様に 太文字にしてマーカーを引きましたよ(笑)。<伸縮性能>が良いからと言って必ずしも<下地追従性能>が良いとは限りませんので。
因みに、RM造建物の壁(無駄に縦に大きいアイキャッチ画像)から雨水が侵入した場合、防水塗料にとって外壁全体が<試される大地>ですよね。壁面全体が上図左の状態なのですから・・・
d(`・ω・´) 防水には下地追従性能に優れたポリウレアがお勧めだ!
m(_S_)m お後が宜しい様で。
Sean Y.
追伸:(`・ω・´)b お勧めの<遮熱塗料>ございます!
(^ 。^;ヾ