ポリウレアによるスレート屋根補修

月末出血大サービスで本日2回目の更新です。
実は私、この8月は弊社が請負ったポリウレア施工現場の <のみものがかり> として大活躍をしており、多忙な日々を送っておりました。
この猛暑厳しき中、一所懸命作業に勤しんでおられる協力業者の方々にお出しする お飲み物を 現場近所のお店で買ってお届けすると言う重要なお仕事を担っていたのであります。そんなんでブログ更新が滞ってました。
今回は スレート葺家屋 をご所有なされる方 向けの内容となっております。
主に木造家屋ではスレート瓦で屋根を葺く事が多い昨今でございます。かつては材料に石綿が使われておりましたがアスベスト問題以降はアスベスト不使用のものになっております。
さて、スレート瓦の耐用年数は10~20年とか謂われておりますが(って、倍も違うぞ!)こと弊社活動エリアをみていると10年しない内から結構劣化が進んでいる様です。
退色から始まりこれで防水性が損なわれ、スレート瓦に水分が入り易い様になります。吸水→膨張→変形→破損→雨漏り の過程を辿るのです。
ネットを視ていると、数多の業者がスレート屋根の塗装のし直しや葺き替え(と言うか“重ね葺き”)を掲げておりますが、
弊社ではポリウレアによるスレート屋根のメンテナンスをご提案させて頂きます。
(弊社協力業者の試みでした)
ここっ、大事なところなので太文字にして黄色いマーカーを引きました!
before↓
after
元々、ポリウレアは化粧建材では無く、住宅専用の建材でも無いのですが、
“ 防水・防食・耐熱・耐薬品・耐摩耗に優れたポリウレア樹脂は、強靱さと柔軟性も備えたスーパーライニング材で、あらゆる変状原因から基材を保護します。紫外線による性能劣化は僅かで加水分解しないため初期性能が持続し、長期間にわたって保護性能を維持します。”
と言う様なポリウレアの機能は将にスレート屋根の補修にうってつけかと思います。加えて弊社協力業者の独自ノウハウである アルミパウダー入りポリウレアでは、ポリウレアが(と言うよりアルミパウダーが)太陽の輻射熱を反射し、屋根下の部屋の温度が下がる事が確認されております。(住人はポリウレア施工後 -4℃ を確認したとの事でした)
前回の記事に書いた様にポリウレアは“黄変”すると言う性質がございますが、アルミパウダーが紫外線を跳ね返すので、黄変の進行が遅く、また目立たない様です。まぁ、そもそもが下からは見えないし、黄変しても性能が劣る訳では無いので気にするところでは無いかと思います。
以上 今日はココ迄
Sean Y.