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<結界>孝 ポリウレア(withアルミパウダー)+発泡スチロールによる境界壁 構想

 気が付いた8月も今日で終わり、いや、気が付いたら生まれて初めての還暦になっていた。はい、“オヂサン”では無く“オヂーサン”の域ですわ。でも、体力気力なんてもんは端っつから持ち合わせて無かったんで、体力気力の衰えは痛感しておりません。って事で、今回は<結界>(?)に付いて書いてみようJAMAICA

不動産分譲開発の企画においては、<結界>(=境界壁)は必須です。「一所懸命」とか「一国一城の主」とかの言葉がある様に、我々はどうも自分のterritoryを囲って、尚且、閉じられた空間にしないと落ち着かない人種みたいですね。
これからの時代、籠もりがちになるので居住空間に居ては他人の視線は避けたいし、コロナ不況等により治安悪化が充分予想されるので、治安上、隣地も道路に関しても<結界>=“境界壁”は必須だと想います。それも高ぁく、高ぁく…

共同住宅企画の場合、下図右(内階段内廊下 Type)の様な建物計画だと道路側は建物 + gete で<結界>が作れる(?)のですが、境界線上には高い境界壁が欲しいところです。

例えばコンクリートブロックで境界線上に壁を高く造ろうとすると、“控壁”を設けなくてはなりませんし、基礎も根入れを深くし、それなりに(建築基準法施行令等により)堅固にしなくてはなりません。結構大変ですわ。

 先日、弊社の協力業者様(笑)が、発泡スチロールにアルミパウダー入りのポリウレア(独自なノウハウ)を吹いたサンプルを作成致しました(上写真)、私の目の前で。
協力業者様はこれを  住宅建材として活用する事業 を考えよ と仰せなのですが、日頃より魑魅魍魎(絶対に書けない漢字だな)を寄せ付けない為、結界作りに腐心している私(?)は、境界壁に良いんJAMAICAと妄想したのでした。

軽いので施工性は良いし(発泡スチロールなんで)、意匠性も良い(見た目は鏡面メタリックシルバーの鉄の塊)ので、結構な高さ(2m超位)の壁が効率良く施工出来ると踏んだのでした。万が一倒壊の憂き目に遭っても、元は発泡スチロールですし お寿司。
外から死角になるエリアが出来るなら、防犯カメラを設置すれば良いし、痛風、もとい、通風が必要なら通風孔を設ければ良いでしょう。

未だ具体的な施工方法も決まっていないし、施工費用も算出していなのですが、採算と施工方法&工期が上手く成立すれば、意外と行ける企画では無いかと、独り、ほくそ笑んでいる還暦の私でした。

まぁ、
・今の段階で施工方法&費用が未定
・ポリウレアは紫外線により黄変する(アルミ粉 が紫外線を跳ね返すが…)
・下地が発泡スチロールなので木ねじ等が効かない
・ポリウレア だけ だと不燃にも難燃にもならない

と未だ未だ難題はあるのですが…

以上 今回はココ迄

Sean Y.

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