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RM造の見積もり孝

 今日は午前中に記事を一本上げ、午後からモロモロの打ち合わせをこなし先程ご帰還。

 弊社ではプラン作成は有料ですし、その後の見積書作成も、アイミツの場合(相見積もり)はご辞退させて頂いております。日々をヒマにする為に日夜忙しいんで…(笑)
 あっ!お問い合わせに関しては、自分で言うにはナンですが(笑)、超フレンドリーな対応をさせて頂いております。いつでも大歓迎です。

 って事で、今回は見積書の作成に付いて書いてみる。建築及び不動産関連業者様向けの記事に付き、ご興味の無い方は華麗にスルーして下さい。

 SG工法を採用したRM造建物の場合、躯体上がり迄の原価算出は実は通常のRC造建物より楽チンなのです。

 地盤のデータがあればSG材の敷き込み方は大体決まって参りますので建築面積と掘削深度が判ればSG工事の原価を導き出すのに手間暇は掛からない様に表計算を作成しております。
 また、超極端な言い方をすれば、SG工事が終われば即躯体作業に入れるのがRM造の良いところですので、SG工事の原価を導き出せればスグに躯体の算出作業に入れます。理由はコチラでも読んでみて下さい。

 さて、そのRM造ですが、躯体に限ってはSG工事と同じく原価を出すのに手間暇は掛からない様に表計算を作成しております。
何故そんな事(どんな事?)が出来るかと言うと次の様な理由なんですわ。
 RMブロック一個のサイズが 幅400mm×奥行き200mm×高さ200mmと決まっているんで、1㎡の壁(構造壁)を造るのに12.5個のブロックが必要なのです。壁の総面積が判れば大方の必要ブロック数は分かります。また、隅部や端部に使う役物ブロックもm数で原価算出が出来る様にしております。
 そして、ブロック内に充填するコンクリート量も壁の総面積にある定数を乗じれば その数字がコンクリートの立米数になります。
 配筋量に関しても、単純壁に関しては決まった太さの配筋を決まったピッチで挿れるので、自ずと数値化出来るのです。
 材料原価は上記で算出出来、人工(ニンク)は、一体一人頭何㎡のブロックが横筋を置きながら積めるかが分かると、これも数値化するのは、一旦数式を決めてしまえば難しくも面倒でも無くなる訳です。
 上記内容にコンクリート打設に関する費用が出てしまえばザックリとした躯体(RM造)の原価は表計算で算出出来ます。

 以前にもコチラで書いた様に、躯体から後の工事はRM造もRC造も変わらないので、内装工事~本体完了迄の原価は長年建築等に携わっている人なら大体の想像(笑)は付いて来ます。

 まぁ、それでも時間を喰う事には変わりないので、冒頭で書いた様にアイミツの場合(相見積もり)は見積書作成をご辞退させて頂いている訳でアリマス。

(^。^;ヾ こんなんじゃ一生仕事が来ないな…

って事で今月はココ迄  良い終末、もとい、週末を!

Sean Y.

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