土地考:穴場

桜、散っていますよね、既に。一月行く、二月逃げる、三月去る…って毎年使っているな、このマクラ。
先日、不動産業の経営者と昨今の不動産市況に付いて情報及び意見交換を長い時間に渡り行った。m(_Y_)m サーセン嘘吐きました、また見栄を張って。ホントはお江戸荏原郡にあるコウキウ焼肉店でご馳走(?&?)になり超ゴキゲンになって日本及び世界を動かしてました、新橋のオヂサンみたいに。
さて、その時急に我に返り世界がトタンに小さくなり(?)都心及び城南エリア(& 他エリア)の土地動向に付いての話題になったのでした。
彼曰く、「コロナ禍でも土地の価格は上昇している、そしてこれからも当分上がり続けるだろう…」と。「株や金利の動向をみているとそれが判る」とも。いつもの様に大事なところなので、マーカーを引きました。
彼は、バブルは勿論の事、IPバブル崩壊時やリーマンショックの際にも逃げ切った(?)男であるからしてカナリの確度で当たる話だと思うんですね。
さて、こんなご時世に弊社の守備範囲内(主に前述のエリア)でアパート事業を考えてた人はどうするのか?… 答えは2しか無く、一つはアパート事業を止める。もう一つは穴場(?)を見付ける事です。ここで言う“穴場”とは、未だその土地の“不動産事業的価値”に多くの人が気が付いていない土地です。
過去記事では、都落ち を敢行し、都心に向かう地下鉄と直通運転をする急行停車駅至近の道路付けが悪い土地の角から2or3区画以内の土地、SG工法が有効なら尚可… とか細けぇ事を書いたと思いますが、これでも当然最近は希望する採算に合う土地は探すのが困難みたいです。
ならば ですわ。ならば、もう一歩踏み込んで、その急行停車駅の次の駅で探してみては如何でしょうか? 但し、この場合厳しい条件が一つあって、<鈍行に乗り換えるその急行停車駅では、急行電車を下車したら目の前に必ず鈍行電車が待っている、ないしスグに鈍行電車来る>駅です。超大事なんでマーカー引いて尚且太字にしましたわ。勿論、都心に向かう地下鉄と直通運転をしている路線と言う事は言うまでも無いのですが、東京の私鉄各線の場合は大体当て嵌まるのでは無いでしょうか。
追い抜いた鈍行にまた乗ってしまう残念な急行停車駅はままありますが(泣)この様な土地を探してみる価値はあるかと思います。
上記とは全く違う話になりますが、東京城南エリアだと、世田谷線沿線が穴場だと思いますよ。昼でも7~8分に一本は電車が来ますし、夜中は午前1時位まで動いてますから。環境は静かだし駅から離れてもそこは、“世田谷区”(笑)。一番良いのは狭小道路が沢山あるって事かな…
って事で、ピンポイントの話で、全世界に散らばる当駄ブログの愛読者の皆様には大変申し訳無い内容のお話でしたが、今日はココ迄
Sean Y.