開口部(ガラス窓)孝Ⅱ:断熱考か、いや、宣伝だな

梅雨来たりなば夏遠からじ。もう5月も終わろうとしているのでボチコラ今年も梅雨がやって来ますよね。んで、梅雨が開ければ同じく今年もニッポンの正しい夏がやって来るのでした。
さて、過去記事では開口部の意匠的なところに軸足を置いて記事を書いたのですが、今回は“熱負荷”の観点に軸足を置いて薄っぺらい内容の記事を書いて妙JAMAICA。
過去記事で書いた様に窓は熱の還流とは別にお日様から得る熱量が思いの外大きいのです。夏場、掃き出し窓で小1kWにもなる場合がございます。はい以前に書いた様に6帖用のエアコン出力の半分近い熱負荷に成増は東京都板橋区、もとい、なります。
どんなに費用を掛けて建物の断熱性を高めても(⇒界壁の熱貫流率の値を小さくする)開口部からの日射熱の取得が大きいと何もなりません。
仕事上で私が読み込んだと或る避暑地の物件の図面では建物のUA値が0.3W/㎡・Kと言う驚異的な数字を叩き出す建物なのに、且つ、“トリプル”と言う大層な(?)サッシを使っているのに、開口部面積が異様に(笑)大きいのでLDKの熱負荷が6kWと言う凄い数字に。はい、トリプルサッシと言えども外壁の断熱性には足許にも及ばないし、再三書いている様に日射熱の取得が大きいのですね。(熱反型でも)
ならば、建物の断熱性にお金を掛けるよりサッシの日射熱の取得を抑える事を考えた方がコストパフォマンスが良いJAMAICA?
d(`・ω・´) ガラスの日射熱取得をコストパフォマンス良く抑えるお仕事致します!
って事で本日はココ迄
Sean Y.