デザイン孝:プロポーション

暑さ寒さも彼岸迄✋ 春一番も既に吹き、目や鼻で春を感じる今日この頃。全世界中に御座します当駄ブログの愛読者の方々におかれましては如何お過ごしでしょうか?
当駄ブログでは何度も何度も弊社の(ってか管理人の)デザインに関する考え方を書いて来ましたが、今日はデザインの重要な要素でもある“プロポーション”に付いて書いて行こうJAMAICA。まぁ、結局 難局 放送局、開口部の話しに落ち着くんだが…
因みに本稿では“プロポーション”=“割合”or“比率”としますね。
嘗て建売住宅をゾウさん(はお鼻が長いのね)じゃ無かった、増産していた頃、デザイン性の高さは不動産(ってか建物)の価値を上げるので即利益の高さに寄与するから、過去記事に何度×2も書いた様にデザイン性を上げる事には相当腐心した。
気が付かれないところなんだけどプロポーションがデザイン性向上に与える影響って大きいんですね。 上の写真の玄関扉に注目して欲しい。扉の枠と扉の比率(って言うのか?)で言うと通常見かける玄関扉より枠の比率が大きい。こうする事によって玄関扉がご立派に見える効果を狙ったんですわ。
室内に目を向けるとLDKの室内扉に限り(木)枠を大きくしたし扉自身の面積も他の室内より大きくした。こうする事によって(笑)LDKがご立派に(?)見える効果を出した。
はい、プロポーション(これ迄の話しに限っては扉と枠の)を変える事によってデザインに特徴を持たせたんです。
さて、当駄ブログだからして(?)RM造アパートの外観デザインに付いてのプロポーションを考えてみる。 弊社お得意の(笑)“大開口”デザインなんだけど、このまま造ると頭デッカチな建物デザインになってしまうんです。何故かっつうと、人間はこの視線では建物を視ないでしょ?建物を視る時人間は下から見上げんるんですよね。だからこの意匠設計で建物を造って建物を視ると少なからず頭デッカチなデザインになってしまうんです。バランスが悪いんです。
なんで、この絵だと判り辛いんだけど、上に行く程開口部の高さを小さくするんです。そぉすると、この意匠設計で建物を造って建物を視ると最初の絵みたいに視えるんですわ。
はい✋縦方向のプロポーションに気を使って建物のデザイン性を高めた訳です。
以上 本日はここ迄
Sean Y.
まぁ、それでも費用や施工性の事を考えると細かいところには目を瞑って全て同じサイズの開口部にしてしまう鴨…