不動産事業基礎知識:AM PM

お江戸では日の出時刻が午前6時を過ぎ、冬の足音が聞こえる今日この頃。読者貴兄におかれましてはツツガナキヤ。
このブログ出羽守、もとい、このブログではRMだのSGだのの略字がヒンパンに出て来るが、今日のお題は今更感満載の AM PMだ。勿論消滅してもうたコンビニの事では無いのは書く迄も無い。
AM=アセットマネジメント PM=プロパティマネジメント の事だ。
アセットマネジメントとは、このブログ的には投資用不動産を投資家の代行をして管理及び運用をする業務をの事を言う。
プロパティマネジメントとは、建物の収益性の確保や向上を目指し、その維持や管理を行う業務(BM=ビルメンテナンスとか言うよね)、店子の募集~賃貸借業務の代行、賃料や共益費当の請求~回収に加え、トラブル時の対応迄も行う業務の事を言う。
何が違うのか次に書いてみる。
AM会社は投資家(このブログ的には大家さん)と同じ立場で投資家の最大利益を目指す(って言うかAM会社の債務だ)。なのでAM会社がPM会社に必要に応じた業務を委託するのみならず、PM会社の選択や指導も行う。
片やPM会社は投資家とは利益的には相反する立場に居る。建物の維持や管理を行う費用(の受注額)は高いに越した事はないし、賃料がお大幅に下がっても仲介業務が成立すれば、ゼロ(仲介不成立)に比べれば御の字だ(って、決してPM会社に喧嘩を売っている訳じゃ無いですぅ)。
只、このブログで書いてある様な規模の建物(?)なら、AM会社は不要かと思うし、何ならPMだって「投資家とは利益的には相反する立場に居る…」なんて事を言うんであれば、店子のリーシング(簡単に言うと店子の募集業務)だけ外注し後は可能な限り自力でやればN.O.I(どっかの過去記事で書いたので探して読んでね!)も上がるかと思う。
清掃やゴミの処理、はたまた電球の取替(って、もう表現が昭和だな)に来るオヂサンが実は不動産のオーナーなんてスケキやん。
今日はココ迄
Sean Y. また敵を作ってしまったか…