ファサード考:ゲート

「ファサード(仏: façade)は、建築物正面部のデザインを指す語句である。フランス語に由来し、英語のfaceと同根である。」
ウィキペディアより引用(皆んなぁ寄付してるぅ?)
人形は顔が命です。芸能人は歯が命です。命の母はAです。アントニオは猪木です。大田区は鵜の木です。と言う様に(?)建物も正面部のデザイン、つまりファサードが命である。況や 間口が狭く奥行きの長い土地に建つ共同住宅 をや。
RM造の場合、その存在感や組積感(?/目地がデザインになるからね)で間口が狭く奥行きの長い土地に建ててもそれなりにファサードは格好が付くと思うが、モクチンアパートの場合はナカナカ難しいと思う。デザインを凝っても隠せぬモクチンアパート臭(?)が漂ってしまう。
そんな時は間口一杯にゲートを設ける(造る)のが一考かと思う。まぁ、ゲートとは門の事なので建築物本体では無いのだけれど建物のデザインを構成する大事な要素である事は間違い無い。いや間違い無いどころか、この間口一杯に造ったゲートさえ格好が良ければ建物のデザインには然程気を使わなくて良いぞ。
はい、アイキャッチ画像の様にゲートはたとえ建物と平行にならなくとも間口一杯に造る事が肝だ。狭い間口が少しでも広く見える(鴨)。またソコソコの高さ(地上高)も必要だ。このゲートをデザイン的に格好良くするダケで良い。
建物のデザインの格好良さはきっと家賃設定に良い影響を及ぼす筈だ。
因みに、アイキャッチ画像の建物のゲートはコンクリートの支柱とアルミパネルで構成されている。巾木として石調のタイルをチリを少し出し(←ココ大事)使って、ゲートの高さは狭い道の端からの視線では道路斜線でセットバックした屋根が視えない高さだ。
つまり、間近でみるとゲートしか視えない(笑)。
上記の様なゲートを築造する事によって、効率よく利回りを上げる事が可能かと思うのでデザイン手法の一つとして覚えていても損は無いと思う。
以上 本日はココ迄
Sean Y.