設計図考 建築オヤヂの愚痴か・・・

気が付いたら3月になっていまし種。こんにちは! 今日も武州お江戸村から、当駄ブログ管理人(∧筆者)の Sean Y.です。
今日は設計に関する愚痴を、もろい、いや、もとい、考察を書いて行こうJAMAICA。
建築に関しては先ずは 設計図有りき で一番大事なのは当たり前なのですが、その一番大事な筈の図面が余りにも酷いのが多い昨今であり〼。
酷い設計図を貰うと、瞬時に将来的なトラブルが予見されて暗澹たる気持ちになるものです。そしてその予見は絶対に当たるものなのでした。
んで、建築オヤヂ的にはドンなんが “ 酷い図面 ” かと言うと以下の通りです。
・平面図と立面図が整合していない・・・
→こんなの序の口&全然構いません!間違いは誰にでもございますので。
・ “ 納まり ” の指示がちゃんと描かれていない or “ 納まり ” が成立していない
→特にRM造での開口部では、即雨漏りに繋がります。
・やたら情報が多いのに肝心な情報が無い
→寸法数字の場合、現場で電卓を叩く羽目にも・・・
・施工する配管や配線経路を全く考えていない
→どうせ考えられないのなら、最初っから任せて頂ければ良いのですが・・・
・端っから承認図ありきの設計図
→シッカリした意匠図 or 指示があってこそシッカリした承認図が描けます。
・過度なデザイン(見た目)優先
→雨仕舞や将来のメンテナンス性を犠牲にするデザインは如何なものかと・・・
等々
逆に言えば、上記の反対で描かれた図面は良い図面でしょう!
( ̄^ ̄) ←上から目線の筆者
例えば、施工会社が設計事務所に設計業務を依頼する時は、施工が捗り~良い建物が出来る様に 設計図の描き方やデザインや納まりの変更等の指示を施工会社が出来るのですが、お施主様が直接 設計監理業務を設計事務所に依頼した場合は、円滑な人間関係(?)を毀損して迄、ナカナカ自社の実力を棚に上げて∧商流を無視して
「お前が描いた設計図は酷いから描き換えろ・・・」とは言えないものですよね。
まぁ、私は、自社&自身の実力を 高ぁく∧沢山 棚に上げて & 商流をガン無視して 言ってしまいましたが(笑)。
m(_Y_)m お後が宜しい様で!
Sean Y.
(´・ω・`;) 今度は全世界中の設計事務所に喧嘩を売ってもうたか・・・