ベランダ考:百害あって一利なし(笑)

今年のお江戸は気温の波が大きい三寒四温の日が続き、春うらら(ぁ、うららぁ、ウラウラヨォ~♪)と言う日が無いまま梅雨に突入しそうですね。全世界中に御座します(これが意外とホントなんだな)当駄ブログの読者貴兄におかれましては如何お過ごしでしょうや?
今日は共同住宅のベランダに付いての考察です。尚、ベランダとバルコニー(& also ルーフバルコニー)の違いの説明が面倒なので、この記事では“ベランダ”を建物の外壁からハミ出している、もとい、跳ね出している約小1m程の手摺付きの屋外空間と定義致します。
結論から言うと設けるだけ時間とお金の無駄なので不要と筆者は思っております。
過去記事で何度も何度も書いて来ましたが、RM造は雨水侵入に対する機能が脆弱です、いや、同じく過去記事に書いた様に“成立”しておりません、通常では。
そんな工法の建物に雨水侵入の恐れのある箇所(特に跳ね出しの付け根部分)を自ら増やすなんざぁオウンゴール行為(?)です。
RM造建物本体への雨水侵入対策はいくつも過去記事に書いて参りましたが、ベランダとなるとアイ ハブ ノー アイディアです。まぁ考える気も無いですが。
万々が一このベランダの付け根からの雨水侵入がシャットアウト出来ても、ベランダ自体の防水機能と、ここに溜まった雨水処理の機能(ベランダ床に勾配を取って雨水を一箇所に集めこれを雨樋で地上迄持って行き雨水処理をする)が必須になって参ります。
居住者にとって共同住宅にベランダがあって便利な事は幾つか在っても、絶対に無くてはならない理由は探し出せんません。
ゴミはゴミ箱に入れてマメに捨てて下さい(但し指定の日に指定の場所でネ) 。 洗濯物はPM2.5 花粉 コロナ菌(?)が怖い昨今、ベランダで干さなくとも良いでしょ。ベランダの無い建物の大家さんはバスカン(浴室乾燥機)や開口部付近に取り付ける物干し金物を設置して上げましょう。 わざわざベランダに出て風呂上がりにストロングゼロを呑まなくとも良いでしょ。 小1m程のセセコマシイ空間でバーベキューをやっても楽しくないし近所迷惑ですわ。
って事で、共同住宅にはベランダは不要 と言う事で今日はココ迄
Sean Y.