RM造 SG工法採用時の基礎工事考

RM造建築で無くとも、建築においては、如何に効率良く工事を進めて行けるかが大変重要になるのですが、今日はRM造建物の基礎工事を、<SG工法ならでは>∧<RM造工法ならでは>の利点を活かし、如何に効率良く進めて行くかを提案致します。

通常、基礎は上記の様なイメージで作られております。工程としては地業が終わって耐圧盤を造ったら、基礎の立ち上げ部分を造って行きます。専門熟練工に依存しない(笑)のが謳い文句(?)のRM造工法と謂えども、基礎の立ち上げ部分に関しては、型枠工事や配筋工事では専門熟練工に依存せざるを得ない状況に追い込まれます。
ですが、弊社は下記の様なイメージでの基礎造りを考えております。耐圧盤から直接同じ部材∧構造による建物が建つので、構造的にはカナリ有利なんJAMAICA?

また、耐圧盤工事では地中梁の工程が発生しますが、大した事は無いかと・・・それよりも、専門熟練工に依存する(笑)基礎の立上り部分の工事が不要になるメリットの方が大きいのでしょう。工期も工費もそれなりに圧縮が出来るかと思います。工事開始時の工期圧縮は全体の工程管理上、現場監督にとって精神衛生上非常に好ましいですよね。
つまり、耐圧盤のコンクリートを打設し、コンクリートに硬度が出たら即ブロックを積んで躯体を造り始める事が出来ると言う事です。
尚、添付図はあくまでも“イメージ”ですので・・・
Sean Y. @ Σ(>o< ) ゙;`;:゙;ヘックション