水害(浸水)対策 ②:RM造(with ポリウレア)による建物の防水化&他

d(`・ω・´)もう家は全て鉄筋コンクリート造(弊社的にはRM造=鉄筋コンクリート組積造)にしませんか?
(´・ω・`;) 暴論ですが・・・
今回も前回に続き、水害対策に付いて書いて行きます。
【RM造(with ポリウレア)による建物の防水化】
RM造建物が鉄筋コンクリート造に準ずる、ないしそれ以上の性能を持ち合わせているのは弊社HP本文に書いてある通りなのですが、今回はコレを防水化してみようJAMAICAと言う提案です。 上の図/右 の通りなのですが、内容は以下の通りです。
・建物の一層部分をポリウレアと言う材料で覆う
(予算が許せば&意匠的に気にしなければ?マルっと)
・玄関には防水扉、ないし、風除室に防水板の設置
・ビルトインガレージがあれば、防水シャッターを設置
・サッシの下端が地盤面より必要充分な高さを保ったところに天井付で設置。
(サッシは掃出しサッシを止める)
これで、地盤面よりサッシ下端位の高さ迄の浸水には何とか耐えられそうです。これに加えて前回の記事に書いた様に地盤自体を嵩上げすればカナリの高さの浸水迄耐えられますね。勿論、扉の防水性能やその取付方&サッシの下端の高さにもよりますが。
また、トイレ、風呂、キッチン等の排水管に関しては、ここから室内に水が入り込まない様に“逆流防止弁”が必要になって参りますね。
これで大丈夫だからと言って枕を高くしないで、トットと避難した方が良いでしょう。災害に対しては いつでも “ まさか ” を想定するべきだと思うのです。遠足は家に帰る迄が・・・ では無いですが、水害も完全に水が引く迄そして、及び浸水の恐れが無くなる迄油断大敵だからです。
さて、ここでポリウレアって何?って読者の方はここを読んで頂ければと存じます。因みにこの会社の代表者は、筆者の朋友であり師匠でもあり、ポリウレアのパイオニア的御仁です。
・豪雪のみならず、火山爆発の火山灰で屋根が押し潰されるかも知れません
・津波や洪水で家が簡単に流されるかも知れません
・強風や竜巻で屋根や外壁が捲れて飛んで行ってしまかも知れません
・強風や竜巻で飛んで来た物で屋根や外壁が逝ってしまう(?)かも知れません
・水に浸かってしまった木材がなかなか乾かないで腐ってしまうかも知れません
(`・ω・´)d それでも未だ木造住宅に拘りますか?
確かにRM造は、一般的には、木造住宅より施工費用は高いでしょうし、防水扉も防水シャッターもそれなりに高価ですしデザイン的にも選択肢がほぼ無いです。ポリウレアもそれなりの価格が致します。
しかし災害で平和で安心な生活のみならず、財産や、ましてや自身や大切な人の命を失う事を考えれば物凄ぉく安いもんです。
住宅の建替え時には上記の対策を選択肢の一つとして頂ければ幸いでございます。
先ずは住んでいる土地、ないし、これかから建築をしようとしている土地のハザードマップをしっかりと視てみましょう!
尚、蛇足ながら、RM造+ポリウレアで電磁波や放射線を遮断する事も可能みたいです。高圧線下の土地や放射線が強い土地にも有用な提案かと。
加えてポリウレアは米軍が使用する程の防爆性能もございますから、RM造+ポリウレアで 簡単に(?) 核シェルター を造る事も出来るんではないかと・・・
以上 本日はココ迄
Sean Y.