アパート事業:シャワーブース考/湯船に浸かれるシャワーブース企画は断念か・・・

弊社ホームページ内や、こんな記事(新企画賃貸空間)で<湯船に浸かれるシャワーブース>を“売り”にしておりましたが、暫し断念する事に致しますた。 ↑
この<湯船に浸かれるシャワーブース>は今のところ商品化された製品では無いので現場で手造り(?)するしかございません。この施工自体は別に難しく無いのですが、アパートを“金融商品”との位置付けをしている弊社としては、この部分の工期/工費/メンテナンス性/安全性能等を深く考慮しその採用を検討すると、当面は見送り との結論に至ったのです。
出羽、どうするのかと言うと、某住宅設備メーカー様がこの度新たに開発したシャワーブースの採用を検討しております。
本題:シャワーブース考
昨今はユニットバスでは無く、シャワーブースを採用するアパートも少なく無いし、湯船(バスタブ)に浸かる習慣自体が薄れております。アラ還の小職でさえ、もう何年も自宅の湯船に浸かった記憶が無いですし、狭いユニットバスの湯船に浸かる位ならスーパー銭湯だの温泉やジムとかに行って大きな湯船に浸かった方が良いと宣う若者もおります。
シャワーブースのメリットは、省スペース化に尽きるかと思います。四六時中風呂に入っている訳では無いので、その分(どの分?=省スペース化した分)部屋が広く使えるシャワーブースの採用は、大きな選択肢の一つかと。
但し、健康面を考えると、湯船に浸かって身体に水圧を掛けた方が血の巡りが良くなって疲れが取れる とか、湯船に浸からないと毛穴が開かずに、毛穴に溜まった皮脂や汚れがチャンと落ちず、体臭がする様になるとか・・・
(´・ω・`;) ホント?
また、城南エリアの不動産業者で賃貸対応もしている御仁に謂わせると、ワンルーム賃貸を探しに来る30代後半の女性はシャワーブース(ONLY)の部屋を嫌がるそうです。
30代後半の女性曰く、
「冬は寒いので湯船にユックリと浸かりたい・・・」
とか、
「休みの前(日)位、湯船にユックリと浸かりたい・・・」と。
勿論、正解(?)は
「エリア、賃貸面積、賃料に依る・・・」by 東証一部会社投資部部長
m(_Y_)m 御意!
なのですが、今後顕著に増える高齢単身者&移民労働者、もとい、外国人労働者をターゲットに据える弊社的には、シャワーブースONLY企画の採用は悩ましいところでございます。
棺桶みたいなもの(シャワーブース)は論外ですが、その豪華さも然る事ながら、“機能”と“水圧”(←カナリ大事)がシャワーブースONLYでの賃貸企画のキーとなると思っております。
まぁ、原企画(<湯船に浸かれるシャワーブース>)でも、コンクリートの面(スラブ)から200mm上がったところを床にしているので、その気になれば、シャワーブースからユニットバスへの置き換えのみならず、水回りは室内のどこにでも移動出来ますので・・・
以上 本日はココ迄
Sean Y.